
違和感と共感。ヘンとわっかるー。/第385回】
「なにそれ、ヘン!」って思うところと、普遍的に感動できること。
その2つの組み合わせがあるときしか書かない。
違和感と共感。その掛け合わせで原稿を書く。
『ハンケイ500m』の円城新子(えんじょう・しんこ)編集長の言葉だ。
昨夜、インタビュー取材について、そしてメディアの未来について、X(Twitter)のスペースで円城さんと話をさせてもらった。深夜にもかかわらず、100人以上の人がきてくださり、終わった直後から続々と感想が届き、今朝みたら350回再生以上になっている。
たしかに円城さんは、「えーーー、それすごいことだよ!」と「うわーー、それわかるー!」を何度も繰り返す人である。あれは「違和感」と「共感」の相槌だったのか、と思う。
でも、その違和感のようなもの、そんなに簡単に見つけられるものなのかなと思っていたのだけれど、トークの最後の最後でやられた。
「CORECOLORの稀有(ヘン)なところは、読者のためのメディアであるだけではなく、書き手のためのメディアであるところだよ。そんな場所、ほかにはないでしょ」
彼女は、私にそうきっぱりと言った。
ああ、そうか。わたしがこのメディアに対して感じていた、なにか「ヘン」な感じ。それは、そういう「ヘン」であったかと。
この数ヶ月、何度も言語化しようとしてきて、うまくできなかった概念を、ズバリ細い針でピンポイントで刺されたような心地よさだった。
前半1時間は、円城さんの仕事術や、メディアへの考え方がわかります。めっちゃ元気になります。
後半30分は、いまNOWでわたしが考えこんでいる場所に、するするっと円城さんがロープをおろしてきて、蜘蛛の糸よろしく、わたしがそのロープをたぐりよせてつかまえて、引っ張り上げられるような時間でした。
ふわり、体が、浮いた。
いろんなインタビューや対談をお受けしてきたけれど、こんな「引き上げられていく」感覚は初めてだった。言葉を見つけてもらえるって、こんなに気持ちの良い体験なんだ。
よかったら、ぜひ、聞いてくださいませ。インタビューの極意を聞いたつもりだったのだけれど、その場で綺麗に実践されてしまった感、ありました。
円城さんとのトークはこちらから
ーーーーー
【この記事もおすすめ】
「これを載せたいから、うちでコンテンツを作らして」という順番です。その方が、広告じゃないことを理解してもらえます。


