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ウィキペディアでみる「注目の人 週間ランキング」/第16回【2023年 11/18〜11/24】

長年ウィキペディアを眺め、寄稿し続けた運ちゃんが、ウィキペディア日本版のページビュー(以下PV)上位者を「PV増の理由」と共にお届けします。今週の注目トピックは「踊る!さんま御殿!!」と「勤労感謝の日」です!

まずは、ウィキペディアページのPVがこの1週間で多かった「注目の人TOP3」を確認してみましょう。

今週の1位は池田大作さん、2位は伊集院静さん、3位はKANさんとすべて訃報の故人でした。今週の21人を曜日ごとに振り返ってみましょう。

11月18日(土)のPVランキング

1位:故・池田大作(宗教家:95歳没/いけだ だいさく)

【PV増の理由:訃報】15日、老衰のため死去。1947年に創価学会に入会。1952年結婚。1960年創価学会第3代会長に就任。1964年公明党を結成。1968年創価中学校・高等学校を開校。1971年創価大学を開学。1975年創価大学大学院開設。1979年創価学会名誉会長に就任。東京富士大学短期大学部卒業。著書に小説『人間革命』(全12巻)、小説『新・人間革命』(全30巻)等がある。

2位:KAN(音楽:61歳没/かん)

【PV増の理由:訃報】12日に死去し通夜及び告別式を近親者にて実施したことを17日に所属事務所が公表した。2023年3月にメッケル憩室(けいしつ)がんを公表していた。1984年にヤマハ「East West’84」決戦大会で優秀賞を受賞。1987年にデビュー。1991年、「愛は勝つ」がフジテレビ『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』エンディングテーマに採用され、200万枚の大ヒットに。同年の『NHK紅白歌合戦』に出場。2002年から2年半、学生としてフランスに在住。シングル35枚、オリジナルアルバム17枚をリリース。福岡県立城南高等学校、法政大学社会学部卒業。福岡県福岡市出身。

3位:GACKT(音楽:50歳/ガクト)

【PV増の理由:TV映画】二階堂ふみさんとダブル主演した、映画『翔んで埼玉』(2019年公開)がフジテレビで放送された。11月23日に続編の映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が公開。1995年バンド「MALICE MIZER」に加入し2代目ボーカルとして1998年まで活動し99年に脱退。2003年に自らの原案の映画『MOON CHILD』(HYDEさんとW主演)に出演。2005年自身初の東京ドーム公演を開催。2007年NHK大河ドラマ『風林火山』に上杉謙信役で出演。2009年からテレビ朝日『芸能人格付けチェック』に出演し個人としては71連勝(2023年現在)。NHK紅白歌合戦には過去5回出場、沖縄県那覇市出身。マレーシア・クアラルンプール在住。

11月19日(日)のPVランキング

1位:万波中正(野球:23歳/まんなみ ちゅうせい)

【PV増の理由:野球】野球日本代表(侍ジャパン)として、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で韓国と決勝で対戦し、4ー3で勝利。3安打と活躍し、延長10回タイブレークで2死1、3塁の場面では強打を警戒し申告敬遠された。2022年から開幕一軍で外野手として活躍。今季は初出場したオールスターでMVPに選出、本塁打は自己最多の25本。年俸は2000万円(2023年)。身長192cm。横浜高等学校卒業。父はコンゴ民主共和国出身。岡山県備前市生まれ、東京都練馬区出身。

2位:YA-MAN(格闘技:27歳/ヤーマン)

【PV増の理由:格闘技】指を開くことのできるオープンフィンガーグローブによる格闘技大会「FIGHT CLUB」で朝倉未来さんにKO勝利した。試合開始後に速攻でコーナーに追い詰め右ストレートを叩き込みダウンを奪い、追撃の右フック、試合時間はわずか77秒だった。2018年「RISE 122」でプロ格闘家デビューし、14勝4敗7TKO勝ち。身長173cm。東海大学工学部卒業。埼玉県富士見市出身。

5位:朝倉未来(格闘技:31歳/あさくら みくる)

【PV増の理由:格闘技】2012年DEEPで格闘技デビュー。17勝5敗8TKO勝ち。2021年から「1分1ラウンド」の新格闘技大会「BREAKING DOWN」をプロデュースし、2023年に主催会社の代表に就任。格闘技意外にもアパレル、飲食、ジュエリーブランド、エステなど様々なビジネスを手がけている。身長177cm。愛知県豊橋市出身。弟の朝倉海さんもプロ格闘家。

11月20日(月)のPVランキング

1位:八代拓(声優:30歳/やしろ たく)

【PV増の理由:Yahoo!ニュース】車の運転中に自らの不注意により停車中のバスに追突し、直ちに警察に連絡した。公式サイトで車検切れ車両を運転中に交通事故を起こしたと公表し、自身のX(旧Twitter/フォロワー22.4万人)で謝罪した。2013年に声優デビュー。2016年に『タイガーマスクW』で初主演。2018年、第12回声優アワードにて新人男優賞を受賞。岩手県盛岡市出身。

3位:多岐川華子(女優:35歳/たきがわ はなこ)

【PV増の理由:妊娠・独立】自身のInstagram(フォロワー3.7万人)で妊娠と年末での独立を報告。今年8月に3歳年下の一般男性と結婚していた。2004年にデビュー。2006年に映画『I am 日本人』に主演。2021年からはヨガインストラクターとしても活動を開始。母は女優の多岐川裕美さん。父は俳優の故・阿知波信介さん。堀越高等学校卒業。

6位:多田愛佳(タレント:28歳/おおた あいか)

【PV増の理由:結婚】夫のロッテ・山口航輝外野手(23歳/やまぐち こうき)さんが、多田さんと10月に結婚していたことを契約更改交渉後の記者会見で公表し、自身のInstagram(フォロワー7.7万人)でも報告した。2007年に「AKB48」メンバーとして公演デビュー。2009年に「渡り廊下走り隊」として渡辺麻友さん、仲川遥香さんらとともにCDデビュー。2012年にHKT48に移籍し、2017年に卒業した。2022年から芸能活動を休止している。

11月21日(火)のPVランキング

1位:辰巳奈都子(タレント:35歳/たつみ なつこ)

【PV増の理由:TVトーク】日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』に14年ぶりに出演し「踊る!ヒット賞!!」を獲得した。テーマは「東京23区外で育った有名人」で、東京都福生市育ち、東京都立川市在住で立川市のインフィニティプールを激推しした。2004年にデビューし、映画『スウィングガールズ』小林陽子(トロンボーン)役で出演。2007年にミスFLASH2007グランプリを獲得。特技は絶対音感。福岡県生まれ。

3位:南野陽子(女優:56歳/みなみの ようこ)

【PV増の理由:Yahoo!ニュース】夫が業務上横領の疑いで静岡県警に逮捕された。報道を受け、被害者への謝罪などコメントを発表した。2011年に4歳年下の会社社長と結婚している。1984年にデビュー。1985年、フジテレビ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』に主演。1987年歌手として「楽園のDoor」で初のオリコンチャート1位に。1992年映画『寒椿』『私を抱いてそしてキスして』に主演し、日本アカデミー賞主演女優賞を受賞。兵庫県伊丹市出身。

6位:黒崎煌代(俳優:21歳/くろさき こうだい)

【PV増の理由:朝ドラ】NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に主演の趣里さんが演じるスズ子の弟(六郎)役として出演し、その演技が話題に。本作がデビュー作。2022年『レプロエンタテインメント30周年企画「主役オーディション」』で約5000人の応募者の中から選ばれた。趣味は映画を観て脚本を書き起こすこと。兵庫県三田市出身。

『踊る!さんま御殿!!』の2016年以降の1日10万PV超えを調べてみると4人で1位は俳優の岡元あつこさん(21.7万/2017年8月29日)、2位は俳優の手塚とおるさん(12.1万/2021年2月2日)、3位はタレントの葉加瀬マイさん(11.7万/2016年8月23日)で、4位はタレントの滝沢カレンさん(10.6万/2021年8月17日)でした。1日2〜3万PVでその日のベスト3にランクインすることも多い中、10万人以上に興味を持ってもらえるようにトークをリードする明石家さんまさんは、改めて凄いと感じました。

11月22日(水)のPVランキング

1位:田中美海(声優:27歳/たなか みなみ)

【PV増の理由:結婚】いい夫婦の日(11月22日)に結婚したことを自身のX(旧Twitter/フォロワー13.7万)で「撮影 父」とした美しい景色の画像と共に報告した。2012年、「光の天使キャラ声優オーディション」に合格しデビュー。2017年に声優アワード「新人女優賞」受賞。2022年、戸田恵子さん、比嘉久美子さんに続く『きかんしゃトーマス』の主人公・トーマス役3代目声優に。2013年から2019年までは女性声優7人組ユニット「Wake Up, Girls!」でも活動していた。

4位:ふくれな(動画:24歳)

【PV増の理由:結婚】YouTuberのがーどまんさんと結婚したことを自身のInstagram(フォロワー86.1万人)で報告した。がーどまんさんは、MYさん、山ちゃんとともにYouTubeチャンネル「チャンネルがーどまん(登録者数は275万人)」で活動。YouTubeチャンネル「ふくれな/fukurena(登録者数は183万人)」2015年に美容系YouTuberとして活動開始。2020年から化粧品ブランド「CipiCipi」のプロデューサーとしても活動。2016年から2021年までは交際していたM君とカップルチャンネルを運営していた。

5位:西川龍馬(野球:28歳/にしかわ りょうま)

【PV増の理由:野球】国内FA権を行使し8年在籍した広島東洋カープからオリックス・バファローズに5年で15億円以上の大型契約での移籍が内定したと報道された。今期の年俸1億2000万円(2023年)。今季は4番を務めた外野手で、通算5度もシーズン100安打以上。敦賀気比高等学校(福井県)卒業後、社会人野球の王子製紙を経て2016年に広島に入団(ドラフト5位)。大阪府大阪市出身。

11月23日(木)のPVランキング


1位:水川あさみ(女優:40歳/みずかわ あさみ)

【PV増の理由:TVドラマ】朝ドラ『ブギウギ』主人公鈴子(趣里)の母親・ツヤ役で、死の間際であっても娘を想い続けた最期のシーンが話題に。翌日にはNHK『あさイチ』に出演し、血のつながっていない鈴子を我が子同然に愛した舞台裏を語った。1996年、CMデビュー。2003年、映画『渋谷怪談』に初主演。2008年、日本テレビ『夢をかなえるゾウ』に主演。2017年に俳優の窪田正孝さんと結婚。大阪府茨木市出身。

3位:竹財輝之助(俳優:43歳/たけざい てるのすけ)

【PV増の理由:TVバラエティ】TBS『プレバト!!』に出演し、俳句で夏井いつき先生に「筋がいい」と言われ話題に。また当日は日本テレビ『秘密のケンミンショー極』にも出演し、熊本愛を語った。2004年に『仮面ライダー剣』で俳優デビュー。2014年、女優の藤真美穂さんと結婚し、2018年に第1子誕生。2020年、TBS『年の差婚』で葵わかなさん(25歳)とW主演。現在はTBSよるおびドラマ『Maybe 恋が聴こえる』(主演は大和奈央さん)に出演。熊本県熊本市出身。

4位:窪田正孝(俳優:35歳/くぼた まさたか)

【PV増の理由:SNS】2017年に結婚した妻で女優の水川あさみさんにPVが集まり、同時に夫の窪田正孝さんへの注目が高まった。8月に第一頸椎(けいつい)剥離骨折のため主演舞台を降板したが、今秋公開の映画『スイート・マイホーム』や映画『愛にイナズマ』(松岡茉優さんとW主演)の舞台挨拶などで既に復帰。2006年、フジテレビ『チェケラッチョ!! in TOKYO』初主演で俳優デビュー。2015年、日本テレビ『デスノート』に主演。

 2023年最後の国民の祝日・休日は「勤労感謝の日」でした。皆さん「国民の祝日」について興味があって調べたようで、当日の「勤労感謝の日」のPVは、2.7万PVでした。「勤労感謝の日」の月間最高PVは21万8千PV(2021年11月の1か月間)でした。他の「国民の祝日」の月間最高PVは「 山の日」は46万5千PV(2016年8月)、 建国記念の日は、45万1千PV(2021年2月)、秋分の日は、23万4千PV(2016年9月)、春分の日は、17万7千(2019年3月)でした。

11月24日(金)のPVランキング

1位:故・伊集院静(小説:73歳没/いじゅういん しずか)

【PV増の理由:訃報】24日に死去。肝内胆管(かんないたんかん)がんだと10月に公表していた。葬儀は近親者のみで執り行われる予定。1981年、作家デビューし、作詞家としては近藤真彦さんの「ギンギラギンにさりげなく」などを担当。1984年に女優の夏目雅子さんと結婚も翌年に死別。1992年に女優の篠ひろ子さんと結婚、同年『受け月』で直木賞を受賞。2016年に紫綬褒章を受賞。山口県立防府高等学校、立教大学文学部卒業。山口県防府市出身。女優の西山繭子さんは娘。

2位:篠ひろ子(女優:75歳/しの ひろこ)

【PV増の理由:Yahoo!ニュース】「最期まで自分の生き方を貫き通した人生でした。私たちに寄り添って2人だけの時間を作って下さった皆様、そして応援してくださったファンの皆様に心より礼を申し上げます」と夫の伊集院静さんの死去に対してコメントをした。1968年に歌手デビュー。1972年に女優デビュー。1986年、TBS『金曜日には花を買って』に主演。1997年、フジテレビ『彼』に主演後は女優活動を休止している。聖ウルスラ学院高等学校卒業。宮城県仙台市出身。

3位:故・夏目雅子(女優:27歳没/なつめ まさこ)

【PV増の理由:Yahoo!ニュース】夫だった伊集院静さんが死去し注目が集まった。1976年に女優デビュー。1978年に日本テレビ『西遊記』三蔵法師役で出演。1982年、映画『鬼龍院花子の生涯』でブルーリボン賞主演女優賞を受賞。1984年、作家の伊集院静さんと結婚。1985年に急性骨髄性白血病で死去。東京女学館高等学校を卒業。神奈川県横浜市出身。

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「タクシー代の3万円はルートによる」発言で『踊る!さんま御殿!!』の「踊る!ヒット賞!!」を獲った辰巳奈都子さん。オンエア後に自身のInstagramで立川「SORANO HOTEL/ソラノホテル」最上階インフィニティプールでの写真をアップしていました。地元愛さすがです。シンガポールの「マリーナベイ・サンズ」ホテルは遠いので、ソラノホテルは良いですね。今週最もハマったウィキペディアページは「インフィニティ・プール」です。冬でもOKの温泉を利用した温水プールのようです。また来週〜。

本ランキングは、ウィキペディア日本語版のPVから、人物名・グループ名ではないもの、歴史上の人物(100年以上前に生まれ、既に亡くなっている人)、プライバシーに配慮が必要な人を削除し、100の位以下を切捨て表記して作成しています。

文/運ちゃん

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